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最近、ビジネス書を読むことが多い。公立中学校の教員と言えど、社会の大きな変化を掌る経済界にあまりにも無頓着では、いつのまにかオイテキボリにされるという不安感があるためかもしれない。それ以前に、有名会社の社長など第一線で活躍する人の話には、たとえ教室という小さな空間ではあっても、その中の最高責任者といえる先生にとって、学級経営の何らかのヒントになり得る部分はきっとあるという自負からなのかもしれないが。
それにしては、また濃いものを読んでしまった…今回は、ニッコロ・マキアヴェッリ著、野田恭子訳『君主論』。煎じ詰めて言えば、「目先の利益や表面的な評価に固執しすぎると、本質を見失って結果的に全体の利益になりませんよ」という、経営者に対する戒め的な内容だ。情けよりも利益を優先させるべきという結果主義の立場から書かれたものであるから、パッと見は冷徹な印象を受ける(オリジナルのメッセージ的な部分だけ抜き出しているので、前後の文脈が分からなくなっている編集スタイルの要因も相まってかもしれないが)。が、決して人情や愛情だけをもって人心の掌握はできませんよという「事なかれ主義経営者」に対する牽制球という意味では、非常に痛快な内容だ。
学級経営の役に立つかどうかはともあれ、トップである人の心構えを知ることは決して損にはならないだろうと信じている。
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注釈をつけるべきだったのでは?
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