| ICO -霧の城- | |
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何十年かに一人生まれる、小さな角の生えた子。頭の角は、霧の城の生贄である事の「しるし」。角は、十三歳のある日一夜にして伸び、やがて水牛のような姿を現すようになると言う。それが「生贄の刻」。霧の城が角の生えた生贄を求めるのはなぜか。また、霧の城に秘められた更なる謎とは一体何なのか。少女の手を握り、霧の城を主人公が直走る。
この書籍を2倍楽しむ方法があります。『ICO(イコ)』をプレイする事です。『ICO(イコ)
』は、2001年に発売されたPlayStation2用のゲームソフトですが、このゲームにとても魅せられた作家の宮部みゆきが、その構想に3年という月日をかけ執筆し、刊行されたものがこの書籍だからです。宮部さんの想像力はやはり凄まじく、ゲーム中に出てくる何気ないシーンに深い意味を与え、読者を引き込んでいきます。ジャンルの色としては、ファンタジーとアドベンチャーの中間といった所でしょうか。また、徐々に霧の城に迫っていくあたりは、ミステリー的要素も漂わせています。
『ICO』をプレイしていなくても当然楽しめますが、宮部さんの構想を経て書かれた物語なので、私は“ゲームをプレイする→書籍を読む”といった序列を、強く推薦したいと思います。
PlayStation2版『ICO』の公式ホームページはこちら。(※注意…BGM有り)
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